2022年カレンダー「花暦15」

写真:細井 昭

代筆:長岡悠遊健康村病院のST久保貴哉氏、ST渡辺恵氏、
   植物愛好家の富永弘氏、
   越南タイムズの岩田直彦氏(小出高野球部)、
   小出郷文化会館事務局長・元魚沼副市長の小幡誠氏(小出高・大正大野球部)

花暦15

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2022年カレンダー 2022年カレンダー

見どころ

1・2月:#ふきのとう<花言葉:待望、真実は一つ、仲間、公平な裁き>

ふきのとう令和2年は、記録的小雪(雪20㎝!!)の冬で、例年より1ヶ月も早くフキノトウが芽を出しました。キク科には珍しく雌雄が別の株になります。大湯温泉では、アキタブキという葉が50cm以上になる変種もあります。


#ひめおとりこそう<花言葉:愛嬌>

ひめおどりこそう例年4月頃に開花しますが、昨年は暖冬の影響で3~4月と長い期間、絨毯を敷き詰めた様に咲いていました。


#おおいぬのふぐり<花言葉:信頼、神聖、清らか、忠実>

おおいぬのふぐり実は外来種です。明治時代に植物学者の牧野富太郎先生により記録され、大正時代には全国に分布する様になりました。日本には「いぬのふぐり」が自生していましたが、今や「おおいぬのふぐり」に圧倒され、出会う機会に恵まれません。


3・4月:#さくら<花言葉:優美な女性、精神の美、純白、淡泊>

さくら母校・小出高校の裏の河川敷(魚野川)には、桜並木があります。冠雪の権現堂山・越後三山を遠景に桜が咲いている光景は、魚沼の春を代表する景色の一つです。残念ながら、新型コロナのせいで人がいなかったです・・・。


#すいせん<花言葉:神秘、自己愛、不遜、自惚れ>

すいせん枯れ落葉を水仙の芽がつらぬいている姿です。植物のもつパワーは、すごいと感心してしまいます。水仙は、有毒植物です。ニラ、アサツキと間違えて食べないようにしましょう!


#かたくり<花言葉:初恋、さびしさに耐える>

かたくりアリが重要な役割を担っています。ひとたび花をつけた片栗は、50年以上生きつづけるものもあります。


5・6月:#ゆりのき<花言葉:見事な美しさ、幸福、田園の幸福> 

ゆりのきカップ状の花が上向きに咲くこの木は、「軍配木」「奴凧の木」「クラガタの木」など様々な名前で呼ばれています。小石川植物園の説明には「明治23年、大正天皇が皇太子の頃、来園された時に『百合の木』と命名された」とありました。


#こでまり<花言葉:優美、上品>

こでまり白い小さな花がかたまって咲いている姿が、手鞠の様に見えることから・・・。写真奥の建物は、令和2年5月に閉庁した旧湯之谷庁舎です。


#ぜにあおい<花言葉:甘味、親切な気質、人間性恩恵、温厚、母性愛、古風な美人>

ぜにあおい花や実が江戸時代の「銭」に似ていたことから、こう呼ばれています。赤色の花はあちこちでよく見かけますが、白色の花は、初めて見ました。


7・8月:#おおばぼだいじゅ<花言葉:夫婦の愛>

おおばぼだいじゅ北海道を中心として、北日本の公園や街路によく植えられています。お釈迦様が、その下で悟りを開いたという「ボダイジュ」に似たハート型の大きな葉で、その形から「愛情の木」とされています。


#にんじんぼく<花言葉:香りがよい>

にんじんぼく青紫色の花をつけることから、近年人気が高まっています。木全体に香りがあり、その実はかつて「胡椒」の代わりに使われていたとのことです。


#きみがよらん、かきらん、やまぐわ

きみがよらん、かきらん、やまぐわ愛好家の方に招かれて、行って来ました。庭で様々な草花が栽培されていました。鉢植えされた野草もまた趣きのあるものです。金魚も、小鳥も・・・。


9・10月:#そば<花言葉:懐かしい思い出、喜びと悲しみ>

そば涼しい気候を好むことから、長野、福島でよく栽培されています。昔は救荒作物でしたが、今は地そばが人気で、魚沼でもよく見られる様になりました。緑色と白い花のコントラストは、気持ちを和やかにしてくれます。


#きつりふね+つりふねそう<花言葉:私に触れないで、じれったい+安楽、機体、華麗>

きつりふね+つりふねそう釣舟草は9月頃、黄船草は少し遅れ10月頃に咲きます。この2つの花が並んで咲いているのは、あまり見られない光景です。色違いの似た様な花ですが、釣舟草は袋状の萼片の先が丸まっているのが特徴です。


#さるすべり<花言葉:雄弁、活動、世話好き>

さるすべり異なった4色の花が並んで咲いているのを見たのは、初めてでした。


11・12月:#しもばしら<花言葉:健気>

しもばしら奇妙な名前は、花が終わり枯れた後の茎に沿って水分が上昇し、霜柱をつくることに由来しています。片側だけに付き開くと雄しべが突き出てきます。同様の現象は、「見返り草」(同頁)でも見られるとのことです。


#なんてん<花言葉:私の愛は増すばかり、良い家庭>

なんてん「難を転ずる」に通じ、縁起の良いものとされています。南天といえば、すぐに赤い実を思い付きますが、写真の様な白色の実のものもあります。これは、白実南天と呼ばれる園芸品種です。


#はぎ<花言葉:思案、思い、柔軟な精神>

はぎ普通、一本の株に付く花の色は、全部同じなのですが・・・何故か紅白・・・。


 

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