2025年カレンダー「花暦18」

写真:細井 昭

代筆等、協力者
 悠遊健康村病院のST久保貴哉氏、OT阿部理恵氏、PT平澤舞子氏、
 植物愛好家の富永弘氏、
 越南タイムズの岩田直彦氏(小出高野球部)、
 子育ての駅かたっくり駅長・元魚沼副市長の小幡誠氏(小出高・大正大野球部)

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見どころ

1・2月:#鎌倉大仏+そめいよしの、#鶴岡八幡宮+いちょう

#鎌倉大仏+そめいよしの#鎌倉大仏は室町時代から野ざらしのままと言われています。大仏を色取る桜は、ソメイヨシノでその寿命は約60年と、遥かにはかない生命!!海外の方の姿も多く…!


鶴岡八幡宮+いちょう#有名な大イチョウは2010年に倒れてしまいました。しかし残された根元からは、新たな生命が芽吹いています。
(右の若木は新しく植えられたもの)


観察日記:#はなずおう<花言葉:高貴、質素、不信仰、疑惑、豊かな生涯>

観察日記:#はなずおうキリストを裏切ったユダが後悔し、自死する時に綱をかけたのが、この木と言われています。日本へは江戸時代に渡来しました。鮮やかなピンク色の花は、紅紫色の染料に用いられています。
③ 満開の華やかな紅色の花。
④⑤ 葉は、ラブリーなハート型。
⑥ 種子は他のマメ科のものと同じかたちです。


3・4月:#えどひがん(うすずみざくら)<花言葉:独立、精神美>

えどひがんこの「根尾谷」の「淡墨桜」は、樹齢1500余年と言われています。過去に何回も枯死寸前となりますが、その都度の有志の方々の努力により、今日に至っています。この「淡墨桜」、福島の「三春滝桜」、山梨の「山高神代桜」はすべて「江戸彼岸」で、日本三大巨桜とよばれ、国の天然記念物に指定されています。


観察日記:#かたくり<花言葉:初恋、寂しさに耐え抜く、嫉妬>

観察日記:#かたくり春になると薄紫色の可憐で優美な花をうつむきかげんにひっそりと咲かせ春の終わりとともに幻のように姿を消してしまうことから「春の妖精」と呼ばれています。
④⑤ 結実。
⑦ 種子、ついている白い部分はアリの好物、巣の近くまで運びます。
なお、発芽~開花までは、7年近くという長い期間を要します。


5・6月:#チューリップ<花言葉:思いやり、愛の告白、名声> 

#チューリップ青色以外はあると言われる豊富な花色、一重咲き、八重咲き、パーロット咲きなど、世界で約5600種類あります。17世紀のオランダでは、珍しい品種が争って求められ、投機の対象となりました。チューリップという名は、原産地のトルコの人々が被っている帽子(チューリバン)に由来しています。似ていますね!!


観察日記:#ふじ<花言葉:やさしさ、恋に酔う、歓迎>

観察日記:#ふじ高貴とされる紫色の花をもつことから、古来より愛され万葉集、源氏物語などでもその名がとりあげられて、発行された新5000円札の裏面デザインにも用いられています(表面は津田梅子氏)。
①~③ 一つの新芽が枝分かれし、鈴なりの花房となります。
⑦ さやが弾け中の種が飛び散り伝播します。


7・8月:#ひまわり<花言葉:あなただけを見つめる、敬慕、崇拝>

#ひまわり1666年に出版された『訓蒙図彙』に掲載されていることから、その頃日本に伝来したものと思われます。世界各地に分布していますが、どの国でも太陽を表す名が付けられています。追って回るというのは俗説で実際は、全ての花が同じ方向…、「東」を向いて咲くというのが最大の特徴です。


観察日記:#くさぎ<花言葉:運命、治療>

観察日記:#くさぎ葉にさわったり、こすったりすると特有の強い臭気を放つことから、「臭木」と名付けられていますが、花の香りはとても良いです。実は染色に用いられます。
③④ 白い部分は、実はガクで、雌しべ、雄しべのように見えるのが花です。
⑤⑥ ガクは赤色へと変わり、藍色の実があります。


9・10月:#ひがんばな<花言葉:貴方に一途、哀しき思い出、情熱>

#ひがんばな有毒植物で、田畑、墓地を荒らす動物、昆虫を寄せ付けないように人為的に植えられました。そのため墓地に咲く花として気味悪がられてきましたが、江戸時代にかけて、花の美しさが見直されました。今回、雪国植物園で白色の彼岸花を見つけましたので花暦カレンダーに載せておきます。


観察日記:#さんしょう<花言葉:健康、魅惑、好意>

観察日記:#さんしょう良い香りの新芽、ピリリと辛い種で知られるサンショウは、日本原産の植物で、英語では「ジャパニーズ・ペッパー」と呼ばれます。雄株と雌株とに分かれる「雌雄異株」という性質で、一本の木では結実しません(イチョウと同じ)。
⑦⑧ 熟すと赤色に、中には黒い種が香辛料として用いられます。


11・12月:#コスモス<花言葉:乙女の真心、謙虚、調和、平和>

#コスモス秋を彩る代表的なコスモスは可憐で弱々しくみえますが、じつは強風で倒れても、地面についた茎の途中から根を出し、再び花をつけるといった大変丈夫な性質の植物です。春の桜前線は北上してゆくのに対し、秋のコスモス前線は北海道から南下してゆきます。


観察日記:#なんてん<花言葉:愛は増すばかり、福をなす、よい家庭>

観察日記:#なんてん南天は南天竺の略で、天竺とはインドのことを指します。日本では「ナンテン」という言葉の響きが、難転に掛けられ、縁起のよい植物とされています。葉には抗菌作用、実には咳止め作用があり、のど飴の原料として用いられます。「三回羽状複葉」形の葉の付け方をする植物は非常に少ないです。


 

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